言語のコメント文

C言語のコメント文は2種類の書式がある。

(1) 古典的コメント文
「 / 」 で始まり「 / 」 で閉じる

(2) C++スタイル コメント文
「 // 」で始まりで「改行」で終わる

前者は、C言語の初期からあるもので ANSI -C 仕様となっている。
後者は、C++ にて規定されたもので C99 でC言語に取り入れられた。

C99の新機能については、下記を参照ください。

buildinsider: C99の仕様

入門書などの書籍は ANSI-C 仕様のものが多いようだ。

ネットの情報は C99 が多いようだ。

そのため、現在では2つの書式は混在している。

プログラムによっては、C99 でなく ANSI -C というポリシーのものがある。

その種のコードを改変するときは要注意です。
コメントを追加しただけで、エラーになることがある。

gcc のオプションを下記のようにすと、エラーになる。

「-ansi -Wall -Werror」

error: // comments are not allowed in this language

cqpub: C言語の方言を扱うオプション

gcc オプションは Makefile に記述されていて、気がつかないことがある。

同じことで悩む人はいるようで、こんな記事が見つかった。

stackoverflow: Why can't I use //-style comments in my C code

hatenablog: C++スタイルの1行コメントをCスタイルのコメントに変換する